価値観を脇にのけて
カウンセラーは、クライエントさん(相談者さん)の話を聴くときには、
自分の価値観を脇にのけて、話をうかがいます。
なので、カウンセラーは、クライエントさんに
意見の押し付けを行うことはありません。
詳しいことはまたの機会に述べますが、カウンセラーは、そのために、
とても厳しい訓練を受けています。
クライエントさんから意見を求められたり、
あるいは意見を言う必要がある場合には、
「個人的には…」と前置きして言うのが普通です。
決してカウンセラーの意見が、常識だったり、正解だったりはしない、
という前提があるからです。