うつは心の風邪?
「うつは心の風邪」と、現在ではよく言われます。
たしかに、このキャッチフレーズのおかげで、受診の敷居は低くなり、
早期の治療につながるようになりました。
社会の偏見や無理解も減ったと思います。
しかし、うつ病の方の苦しみは、ときに「風邪」とは言い切れないことがあります。
長く続く、「何もできない」「したくない」という、いわばエネルギーが枯渇したような状態。
ずっと持続する悲観的な考えや、死にたいという気持ち。
挙げれば、多くのつらい症状があります。
うつ病には、まずは医師のもとでの薬物療法がおすすめですが、ご自身に合う薬が見つかるまで、時間がかかることも多いです。
現在では、うつ病は、薬物療法と、認知行動療法というカウンセリングの併用が効果的で、また再発率も下がると、統計的に立証されています。
ここ富山の「心のカウンセリングさかい」でも、カウンセラーとともにうつ症状に取り組む方々が、複数おられます。
クライエントさん(相談者さん)は、とても熱心に治ろうとしています。その気持ちを、サポートできるように力を尽くしたいと思っています。