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カウンセラーの資格について

悩みをもつ方が相談をしようとカウンセラーを選ぶ際、
そのカウンセラーのもつ資格の意味を、捉えるのは難しいと思います。

現在のところ、カウンセラーの資格は民間団体の資格を併せると、
100以上になるとみられます。

目次

雑多な資格が乱立

こうした民間資格の中には、数週間通えば取れるような、
極めて取りやすい資格も多いのです。

従来の標準「臨床心理士」

そうした中で一歩抜きん出ていたのは、
公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会が認定する
「臨床心理士」です。

大学院まで出ないと取れず、
また実習経験や実務経験を問うなど、
心理カウンセラーの資格の中では、
比較的信頼のおけるものとされてきました。

国家資格「公認心理師」

こうした資格乱立の状況を収めるため、
国家資格「公認心理師」が設立されました。

平成30年度(2018年度)が第1回の試験でした。
(第3回となる本年度は、新型コロナの影響で、試験実施期日が未定です。)

国家資格ですので、いちばん権威があるといえばそうですが、
評価はこれから定まっていくことになるでしょう。

「臨床心理士」との対比でいえば、大卒で取れることと、
クライエントさんに主治医がいる場合に、その指示を仰ぐことと
決められている点が、大きな違いでしょうか。

私としては…

私としては、「臨床心理士」も「公認心理師」も取得していますが、
どういう資格であるかにかかわらず、
クライエントさんのためのカウンセリングを行っていきたいと思っています。

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