一般的な「相談」と「心理カウンセリング」の違い
日常場面での一般的な「相談」と、「心理カウンセリング」とは、
どう違うのでしょうか。少し掘り下げて述べてみたいと思います。
目次
「相談」と「カウンセリング」の違い
相談するあなたが主役
一般的な相談では、相談する人は、相談を受ける人の意見を求めます。
つまり、相談するからには、相手の意見を聞くことが前提です。
しかし、心理カウンセリングでは、
「あなたがどう感じているか」「あなたがどう考えているか」を
はっきりさせることを目標にします。
カウンセラーは訓練を受けており、
あなたが求めないのに、あなたに意見することは
基本的にありません。
「妥協点」を探る必要はない
一般的な相談では、相談の上で、
どこか、足して2で割ったところに、妥協点を見出すのが普通です。
しかし、心理カウンセリングでは、
カウンセラーは、自分の意見を主張することはありません。
求められれば、自分の意見を言いますが…。
「相談」と「心理カウンセリング」は違う
ここまで述べたように、
一般的な相談と、心理カウンセリングとは、
本質的に姿勢が異なります。
だから、一般的によく相談される人が、
カウンセラーに向いているかといえば、
少し異なります。
ここ富山の「心のカウンセリングさかい」でも、
訓練を受けたカウンセラーが、
専門的なカウンセリングを行っています。